2012/03/16

イカナゴと言えば・・・

釘煮です!
瀬戸内の特に播州地方で有名です。
あちら程ではありませんが、近くのスーパーで1件良い状態のを売りだす店があります。
今年は2-3週間前に1度1kg作って、また昨晩1kg作りました。
この間に、最初の2倍ちかくまで育っていました。
(一般に、小さい程上等です。)
地元の獲れ獲れは洗わない方が良いのですが、スーパーのはさすがにサッと洗います。
この時、絶対に水で洗ってはいけません!塩水で優しくそーっと洗います。









醤油・三温糖(本当はザラメです)・味醂を混ぜて少し水分を飛ばしてから、沸騰しているところに、千切りの土生姜を入れて、続いてパラパラと良く水を切ったイカナゴを入れていきます。
落としブタは、必ずアルミホイルを使って下さい。沸騰した泡を無理に押さえる事無く、常に一番上に浮遊しているのが良いんです。








途中絶対に混ぜてはダメです。イカナゴペーストになちゃいますから(笑)
かなり水分が無くなって、あと一息という頃合いを見計らって、鍋の取っ手を持って天地を返します。絶対にイカナゴに触れてはいけません。
混ぜるのは、後にも先にもこの1回だけです!これで味の浸み具合を均一にします。







液体が無くなる一歩手前まで、徐々に弱火に落としながら煮て行きます。
焦げないように、また完全に水分を飛ばすと柔らかさが無くなるので、少し液体が残っている時に火を消し、一気にザルに開けてフワーッと広げます。
ちょっとだけ、液体がザルを通って落ちる位がぴったりです。










水分を飛ばす為にウチワであおいで荒熱が取れたら出来上がり。
常温になってから小分けして保存容器に移します。ギュウギュウ詰めたらダメですよ。
良い具合に仕上がりました。








もっと詳しいレシピの希望あれば、言って下さいね。
レシピも掲載します。

6 件のコメント:

  1. こんにちは、今年は2回炊かれたのですね。
    おいしそうですね ^^
    うちは、今年も鍋の選択を誤ったようで、
    なかなか思ったように作れません ^^;

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    1. べえさん:
      そうなんです、ハード系のパンに乗っけて食べたり、ルッコラと一緒に巻き寿司にしたり、結構面白い使い方ができて、すぐに無くなってしまいます。
      そちらのも、美味しそうだなーって見てました。
      うちは、大型の底の丸いパスタ鍋を使ってます。

      お菓子、やりだすとはまっちゃうよ ^^

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  2. 私が上沢に住んでいる時は、湊川市場で
    底値が㌔450円でした。

    もう20年以上前の話になるのですが。。。

    たまに東灘区の市場でも買いました~

    だいたい3月10日前後が目安だったと記憶しています。

    今のいかなご事情はどうだろうか~?

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  3. れおんさん:
    やっぱし、元神戸っ子やねー!
    解禁になって出始めは㌔1000円、こないだの少し大きくなったのは㌔750円でしたよ。およそ倍になってますねー。
    魚の棚やったら、獲れ獲れのがもう少し安く買えるんでしょうね。

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  4. 照り・艶ともにお見事!
    な逸品ですね~~え。
    コチラでいうところのこうなごと思いますが、
    釘煮はやはり旬があるんですなあ。
    元単は、もチョッと大きくなったのを湯掻いて酢醤油!!
    が大好きです。

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  5. 元単さん:
    そうです、こうなごですよ。

    僕は、大きいのを釜揚げにして売ってるのを、サッと炙って土生姜と酢醤油で食べるのが大好きです!
    特に子持ちのが好きやなー(ちょっと骨があたりますけどね)

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